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検査結果

自分で独自に調べた所によると、
WISKは年長から高校生を対象とした
知能指数をはかる検査の様です。
検査項目は、

 (1) 言語理解(VC)
(2) 知覚統合/知覚推理(PO/PR)
(3) 作動記憶(WR)
(4) 処理速度(PS)

の項目があり、それぞれの項目の中に
もう少し細かい観察項目があるようです。

時計も、カレンダーもない
真っ白な壁の部屋の中で
先生と二人で、検査を受けます。

検査と言っても、パズルとか計算とか、
言葉のやり取りといったものの様でした。

問題が解けたとか解けなかった
というだけではなく

考えるときに
こういった癖があるな。とか。 

こういう環境の時の方が
集中しやすいタイプの子だな。とか。

やれそう。やれなさそう。
の判断の速さ。とか。

行動観察もしてもらって、
カウンセラーさんから見た
総合的な判断を
数値と文章で
出してもらいます。

次男君の検査結果は、
数字だけでいくと
全体IQで86と
若干低めでした。

項目毎に
凸凹もありますが、
まぁ個性のうち
という事で。。。
という見解でした。

板書が
あまり得意ではない
かもしれないので、

黒板の文字を
写しやすいように、
前の方の席に
座らせてもらうとか、

予習をしておいて
板書の時間を
苦にしないように
工夫するとか
という事をやってみると
良いかもしれません。

とか。

若干サポートは
あったほうが良いので、
勉強に関しては
塾を利用する様な
感じですかね。

とか。

1つだけ、
知覚統合という項目が
低めでした。

関連する項目を
つなげて考える
といったことが
苦手かもしれません。

とのことでした。

連想ゲーム
みたいなことを
遊びでやっておくと
トレーニングに
なるかもしれませんね。と。

語量が少なく、
わからない言葉が
出てくると
思考が
止まってしまう
かもしれません。

おうちで語量を
増やせるといいですね。とか。

少し難しい問題も、
最後まで
あきらめることなく
取り組む姿勢は、
とても誠実で
彼の良い一面の
1つだと思います。とか。

全て
私には
ピンときませんでした。

なので、
はぁ。はぁ。
そうなんですか。と。
ただ ただ
聞くばかりでした。

実生活で
どんな場面で
どんな風に困ったり
どんなトラブルが
起こりやすいのだろう
という事に、
説明を受けても
つながらず、
数字の意味が
実生活に
つながって
いなかったのです。

それを、当時の私は
先生の説明が
不十分だと
思っていました。

今は、
私が、わからない人
だったから
聞いても
よくわからなかった
だけなのかもしれない。。。
と少し思うように
なりました。

そして、
検査結果を聞いても、
頭の中は
ちぐはぐな
感じがしました。

で、

結局
彼は。。。
学校へ戻れるのですか?

言葉には
なりませんでしたが、
私の頭の中に
この言葉だけが残りました。

その後の日々

検査を取り終わってからも
彼は学校へ通い、
プレイセラピーへ通い。

不安な時は、
手を洗う回数が増える彼を
私は不安に思いながら、
できる事をやる
日々が続きました。

6月に学校へ行けなくなり、
2学期のタイミングでは
教室ヘは
入れませんでした。

体調はだいぶよくなり、
「3学期から
教室へ行ってみても
いんじゃないかなぁ」

なんて
促す言葉を
かけたくなるくらいの
状態ではありました。

そこへ至るまで、
彼はこんなことを
話していました。

お母さん 
怖い。
夢を見た。
巨人が自分を探してる。
隠れても
見つけようとしてる。
(そして 手を洗う回数が増える)

お母さん、
撲1年生の時、
友達とふざけてて、
○○先生に
怒られたことがある。
大丈夫かな?

お母さん、
撲△△君に
前に嘘ついちゃった。
大丈夫かな?

こういう失敗をした。
こういう事で怒られた。
こういう嫌な事を
言っちゃった。
大丈夫かな。
大丈夫かな。

毎日の様に、
今まで私が
聞いたことがなかった
過去の出来事を
話するようになりました。

私は、
彼が一体何をしているのか
さっぱりわかりませんでした。

でも、その度に
そうなんだ。
そうなんだ。
大丈夫。
大丈夫。
とだけ
言っておきました。

今なら
彼が何をしていたのか
なんとなく
わかるのです。

彼はたぶん、
過去の自分の記憶を
取り戻して

自分を取り戻そうと
していたのではないかと
思うのです。

大丈夫。大丈夫。
と声をかけながら、
(本当に大丈夫か?)
と私の心は感じていました。

だから、
教育相談室へ行っては、
子供がこんなことを
話しているんですが、

私はどうしたらいいですか?

手を洗う回数が
増えるんですが

大丈夫ですか?

と何度も何度も
納得するまで
話していたように
思います。

カウンセラーさんからの
アドバイスは、

とにかく話を
聞いてあげる事。

そうだね。
そうなんだね。
あなたはそう感じたのね。
あなたはそう思うのね。

とだけ。

受け止めてあげるだけを
ただ ただ 
し続けて下さい。
でした。

ある期間、
彼はそうやって
過去の整理をしていました。

同時に私も
カウンセラーさんに

大丈夫ですか?

私の対応はできているんですか?

本当にこれでいいのですか?

やり続けることが、
私が苦しいのですが。

私にはできない。

そんなことをずっと話していました。

繰り返しの毎日。

だいぶ出切ったある日、
彼の勉強に付き合って、
私が隣に座っていると、
彼がキッと私を睨み、
教科書を思いっきり壁に
投げつけました。

驚きました。

でも、
その後から、
彼は少しづつ
自分から
勉強をするようになりました。

冬休み

幼稚園から
お付き合いのある
お友達が
遊びに来てくれました。

次男君は
嬉しかった様子でした。

担任の先生が、
この子とくっつけたら
登校できるのではないかと 
うちへ向かわせてくれた
お友達には、
次男君は
全く心を
開きませんでした。
(協力してくれたお友達。
ありがとう)

でも、
幼稚園からの
お友達が 遊ぼう!と
声をかけてくれたら、
一瞬で心を開いたのです。

何回か、我が家で遊んだり、
そちらのお宅へ
遊びに行かせてもらったり
のやり取りをしました。

次に
その子のつながりで、
小学校へ入ってからのお友達と
関わりを持つようになりました。

彼とは道端で
ばったり会ったのが
きっかけで、
我が家に
遊びに来てくれるように
なりました。

彼は
他の子からの誘いを
断ってでも、
我が家の次男君と
遊びたい と
毎放課後、
我が家へ遊びに
きてくれました。
とても優しい。
穏やかなタイプの
男の子でした。

次男君は、
冬休み、
ほぼ毎日の様に
その子と遊ぶように
なりました。

その子には
心を許すように
なっていたので、
次男君は
教育相談室へ通っている事も
話すようになっていました。
(次男君は
教育相談室へ通っていることを
みんなに知られることを
 とても嫌がっていました)

不思議な縁て
あるんですね。

思い切って話した次男へ
その子はこう言いました。
「僕も前にそこへ通っていたよ。」と。
笑顔で話してくれたのです。

小学生だけど白髪交じり。
ご両親が離婚されている事は
知っていました。

小学生でも 
既に色々な事を抱えて
頑張って生きているんだな。

それでも笑顔なんだな。

それでも他人を
思いやることができるんだな。

彼自身にとっても、
うちの子が必要だったのかもな。
と。

小学校って
改めての親同士の交流は、
正直あまりありません。
子供同士が同じクラスでも、
一度も話をせずに
卒業まで行くお母さんもいます。

PTAの役員で
一緒に活動をすることで
仲良くなるお母さんは
いるかもしれませんが、
関わろうとしなければ、
関わらなくても
済んでしまいます。

彼のお母さんも、
子供同士は
同じクラスになったことが
ありましたが、
一度もお話をしたことが
ありませんでした。

穏やかだけど、
強い子だな。
と私は感じました。

思えば、
教育相談室は、
放課後の時間帯、
予約でいっぱいなのです。

こうして継続して
サポートをして
くださるので、
枠が空き難い
という理由もあると思います。

2週間に1度の予約が
やっとだったり、
月に1度の予約だったり
環境とその子の状況に応じて
一人でも多くの
子供や家庭のサポートが
できるように
考えてくれているのですが、
学校へ通いながらサポートを
受けている子供達が
他にも沢山いたんだな
という事を実感した瞬間でした。

今たどっている道はめっちゃくちゃ
特別な事という訳ではなく、
(まあ、学校へ行けないという事で
問題視はされてしまうかも
しれないけれども。。。)
次男君以外にも
色々な道をたどりながら
学校へ通っている子達が
沢山いるんだなと。。
私の視野が少し
広がった感じがしました。

彼らの出会いに 感謝です。

お読みいただきまして ありがとうございました

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