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こんにちは。
春ですね。

旅立ちと新しい環境のスタートを切る季節ですね。

丁度去年の春、私も久しぶりに企業へパートで勤務し始めました。
久しぶりの勤務で、新しい仕事を覚えなくてはいけない+空気が読めず、10ヶ月にて撃沈し退職。
みたいなことをやってきました。

退職のご挨拶で業者の担当者さんとお話をした時、
「退職されて何かなさるんですか?」
と聞かれ、子供の発達系の勉強をしようかと・・・とお話しすると、「私その話興味あります!」
と前のめりで喰いついて来られました。 (笑)。

実は・・・とお話された内容が、どうも自分の部下の一人が発達障害ではないか・・・という事なのです。

今回は『会社にいるよね!発達障害の同僚』という事で書いてみたいと思います。

あの人なんだか付き合いづらいな・・・

業者さん(ここではピーさんとします)は、しっかり者の女性。
最近入社してきた新人君がなんだか不思議。

ピーさん 「良い所といえば、電話をとるのはとっても早い。できてるところもちゃんとあるんだけど・・・。えっ?こんなことができないの?って思ってしまうような想定外の事ができない。というか わからない。というか・・・・」って。

じゃあ何が上手くいかないのかな?って、聞いてみると

例えば・・・
*立方体の計算がわからない。
(こちらの会社は面積の計算が必要な会社なので、これができない事は 結構 致命的)

*営業が回る客先のアポを取って予定表にいれていく仕事の時に、移動時がしっかり1時間はかかるところを 15分しかとっておらず、無理じゃん!みたいなことが頻繁だったり。

理解して教えてあげたいしサポートしてあげたいと思っても、どうやって教えてあげたらいいのか難しいんですよねぇ。どう付き合ったらいいのか悩んで。

最終的に自分が悪いのかなって、自分を責めちゃったりもしました。

それで本屋で心理学や発達障害の本を立ち読みしたのですが、結局どうすればいいのかわからなくて。
今は距離を置いています。  

という事でした。

なるほどね。

私は自分の息子の事があるので、どういったポイントでその人の困りごとを考えてあげればいいのか、話を聞いていてなんとなく感じる所はありましたが、勉強していない人が、その人にどういった困りごとがあるのかを理解してサポートしてあげてっていうのは正直とても難しいと感じます。

私がもしピーさんの立場だったら、立体の計算ができないとい事は空間認知のとらえ方に苦手があるのかもしれないなぁと考え、立体積み木を机において見ながら話すとか。っていう事はトライするかもしれません。

(空間の認知を頭の中でやるよりも視覚情報として伝えたほうがわかりやすいという場合が多い様なので。。。)

三辺にそれぞれ違った色を付け、それを使って会話しながら三辺の想像ができそうかどうか探ってみるとか。

もしくはわからなくてもいいから、こういう時はこういうやり方をするっていうパターンで覚えちゃってね!ってやり方表を作ってしまうとか。

アポの時間に移動距離が含まれていないという事は、距離と時間の感覚がわかりずらいのかもしれないので、『必ずGoogle mapで住所検索をして、電車での所要時間+予備15分を組み込んだ時間で次の客先のアポを取ってください。』という指示をするとか。

それも全てやってみてその人に合うかやり方がどうか試しては結果を見て、試しては結果を見てという繰り返しで教えていくしかないかなぁって思うのですが、これはあくまで理想!!

時間がなくてバリバリ仕事している人は、そんなに丁寧に部下への指導をしていられないのが現状ですよね。

心理学や発達障害の本を読んで新人君を理解しようと思ってくれただけピーさんは親切な方だと思います。

新人君とどうやって付き合えばいいのかいいのかなって考え、努力してくれたなんてありがたいと私は思います。

自分を責めてしまう人ってとっても責任感が強い人だと思うので、そのドツボにはまってしまう様ならば距離を置くというのも正解かなって思います。

一方で新人君にとっては困りごとが沢山ありそうで、ちょっと過酷な状況だなと私は感じました。
自信を無くさないといいなぁって。

自分にあったやり方を見つけられさえすればいいと思うんですけどね。
その前に心が傷ついてトライ&エラーを試せなくなってしまっているかもしれないし、本人自身が何を試したらいいのかがわからないかもしれないし・・・・・。ヘルプが必要そうだな。って。

どういう基準で発達障害って判断するのですか?

ピーさん「発達障害かどうかってどうやって判断するのですか?」

正式な診断は、やっぱりお医者様。

その人が発達特性を持っているのか、こればっかりは素人にはわかりません。

脳みその神経のつながり方のデコボコが発達障害という事になるのですから。

なんてったって、私自身、絶対にADHDだと思って検査を受けたら、定型発達だったんですもの。

もう、自分で自分にビックリ!です。

でも、感覚的には発達障害の症状がぴったりあてはまっているし。。。
ってことで私は完全なる愛着障害という診断になるようです。

因みに病院等での判断の仕方としては・・・
成育歴の聞き取りから始まって、WISE検査という知能検査を受けて。
検査時の行動観察と検査の結果をみて判断するようです。
動作性と言語の差が20以上あると発達障害と判断される等々うんぬんかんぬん・・・

ただね、正式な診断名が出たからって本人や職場で関わる人たちの困りごとが無くなるわけでは無いと思うんですよ。

私が通っている教育相談室のカウンセラーさんは
「診断がつく つかないという事が重要なのではないんですよ。確かに診断がつけば、障害者手帳がとれ、サポートととして利用できる機関が増えたり等々、利用できるもののは増えるかもしれません。でもね、大切なのは診断名ではなく、その人が何に困っていてどんなサポートが必要かという事なんです。」とハッキリ・きっぱりおっしゃいます。ハイ。

因みに、もし本人に困りごとが多く、サポートを望んでいる様ならば、今は発達障害の診断があるないに関わらず、ソーシャルスキルとレーニングが受けられたり、就職に関するサポートを受けられる機関がある様です。

例えば、LITALICOワークスさんでは就労移行支援というサポートをされているというのを見つけました。

自分の得意と苦手を把握し、対処法をトレーニング。
相性のよさそうな企業への職場見学や体験、就労。
就労後もサポートをしてもらえる様です。

他にもWELBE, KAIENといったサポート機関を見つけました。

私は、彼は発達障害だと思うんだけど、どう伝えたらいいのかなぁ・・

責任感の強いピーさんは、彼は発達障害だと思うので、適切なサポートを受け、周りにもどういったサポートをして欲しいのかを伝えて欲しいと思っている様なのです。

でも、これって伝えずらいですよね。
言われた本人もどう感じる事か。

一番大切なのは、そういう話がそれとなくできちゃう様な環境と信頼関係。

どれだけコミュニケーションがとれているかというところがポイントだと思われます。

(でも、そもそも発達のデコボコを持っている方はコミュニケーションが苦手な人が多いような気がするので、そこから少しハードルが高いのですが。笑)

過去の例を色々さがしてみると、大学生、友達同士の関係で・・・

本人が友達へ自分から「俺って発達障害かなぁ・・・。」
って相談したところ、

友達が「お前そうじゃないかなって俺、思ってたよ。」
なぁんてあっさり話せて、
(勿論その後の二人の関係性は何ら変わらず)

自分からサポートを受けに専門機関へ行った なんて話も見つけました。

話しやすい環境の職場の場合だと、

同僚に「あなたもしかしたら発達障害の傾向があるんじゃない?」
って言われて、検査へ行ったら発達障害という診断で。

今までの生きずらさは自分の努力が足りないとかではなく、脳のシナプスのつながりが先天的にデコボコしていて、仕方がないことで、やり方さえ身につけていけば社会適応もできるとわかってスッキリするという人もいる様です。

私も、自分の息子が 自分から必要なサポートを求めて来られる様な
環境作りをただいま整えている所であります。(`・ω・´)ゞ

発達障害の方が見ている世界に興味がある方は・・・

発達君の子育てをしている私の一番気にしている所は、大人になった時に自立して進む力をどうつけていったらいいのか。という所なのです。

精神的な自立と経済的な自立。

発達障害の大人が社会へ出て、適応するってどんな感じになるのかなぁ。

どんな視点を入れておいてあげると生きていきやすいのかなぁなんて考えていた時、こんな本に出合いました。

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感想(5件)

自分は「大人の発達障害」なのでは?と悩む人が多い中、その解決策を具体的に示した本は少ないーー。
そんな悩みを抱えていた著者が、試行錯誤の末に身につけたライフハックを詰め込んだ本がこの本です。
「普通」には生きられなくても、食べていくことはできるし、生きていくこともできる。
仕事や人間関係が上手くいかない全ての人のための「日本一意識が低い」自己啓発書。

背表紙 より

発達障害の事は発達障害の人に聞け。
これが一番信憑性があると私は思っております。

発達障害の方がどんな努力をしながら社会適応しているのか、リアルな生活が楽しく読めます。
(楽しくなんて失礼かな?)

自分に発達障害があるかもしれないという事がわかりました。
問題は、やっとここから始まるって感じだと思うのです。

じゃあ具体的にどんなことで困っているのか。

どんなやり方をしたら上手くいったのか。
っていう事を、何度も試しながら見つけていく。
それも1つのテーマに何回も。
困りごとなんて1つで解決するわけもなく。

じゃあこういう場面ではどうなのか?
その時の場所はどうだった?
人はどうだった?
人数はどうだった?
時間帯はどうだった?

なんてやり取りをしながら困りごとややり方を見つけていくと、1時間のカウンセリングなんてあっという間です。

リアルに使えそうなやり方を自分でドンドン試せる人は、こういった本が本当にお勧めだなと感じました。
勿論私でもこの考え方はありだなって思えることが沢山載っていました。
(机の上の荷物をザっとよける・・・なんてちょっとしたストレス解消になりそうで、違う意味でやってみたい気がしたりします。 (笑))

右利き社会において左利きの人が、生活するのにちょっと不便だなって感じるのですから、
脳のつながりによっておこる困りごととその努力は相当なものと私は推測します。
私からするとそういった方々の努力は尊敬に値します。

本当は、周りに合わせる努力ばかりをするのではなく、そういった方々も伸び伸びと持ち味を発揮してお金になる社会づくりができたらいいなぁというのが発達っ子子育てをしている母の願いでもありますが。

その夢は壮大すぎるので、まずはできる所から。

困りごとを抱えている人、そういう人をサポートしてあげたい、理解してあげたいと感じている方の相互理解の為にこちらの本はお勧めです。

そうそう、借金玉さんはブログもかかれていらっしゃいます。
こちらも面白いのでよかったら・・・

http://syakkin-dama.hatenablog.com/

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